高校を卒業してバンド活動をしていた頃は無職でした。たまにアルバイトして日銭を稼いで、昼間はケーブルテレビでMtvかアニメを見る生活。まさに自堕落そのもの。
そんな中、毎回放送が楽しみだったのがタッチでした。オンタイムで見る世代とは若干のズレがあると思いますが、大人気アニメという理解はなんとなくしていました。
たまたまチャンネル合わせたら1話が始まって、タッちゃんがダラダラな生活と性格で、当時の自分と重ね合わせていたのかもしれません。ただし、彼はそう見せていただけで本当はものすごい才能を持ち合わせ、かなりの努力家だったわけですが。
ともあれ、18歳にして社会に投げ出され、毎日その日暮らしの不安感とお気楽さのバランスが微妙な青年からすると、失ってしまった学生時代の眩しさに後ろ髪を思いっきり引っ張られるアニメでした。
結局最後までは見ていません。新田と南がツーリングしたり、その新田の妹がマネージャーとして悪戦苦闘を始める頃まででやめました。
ネットフリックスやアマプラでも見れるんですが、その辺りからエリート集団の話になっていくんですよね。南ちゃんもあまり練習しないのに国体選手で可愛くていろんなエリート達からモテモテで、高校球児達も新聞記者に追っかけられ、監督も凄腕で、もう「そんなヤツらぁどこ探したっておらん!」ていう。ドラゴンボール化とでも言うのでしょうか。
初めの頃は、まぁまぁ、こういう世界観って親近感あるわよね、な感じで、私はその世界観が好きだったわけです。
ともあれギター弾いてみました。いい曲ですよね。イントロ始まった瞬間からテンション上がります。3分間お付き合いいただければ幸いです。
最後に音作りですが、数ヶ月このギターを使って実感したのは決して歪ませすぎてはいけないということですね。核となるのはstrymonのIRIDIUMでVOXのチャンネルをクランチになりはじめる程度。ドライブノブのメモリはで言えば2時くらいです。
そこに TS-9をドライブ10時程度でトーンは曲の雰囲気に合わせて調節。レベルは大体真ん中位が多い感じですね。
イントロは結構歪んで聞こえるように弾いてますが、ピッキングを弱くすればほぼクリーンまで持っていける感じです。なので弦の細い2~1弦は頑張ってもあまりロングトーンは出せずにソロでも音が途切れちゃってますね。
昔、ギターマガジンのインタビューに答えていたメタルギタリストが「実はあまり歪ませすぎないのがコツ」と言っていたんですが、そういう感じがようやく理解できつつあるように思います。