a day in the gatela

主に趣味のギターにまつわる内容を書いています。コメントや質問等、お気軽にどうぞ。

バリ島記①出国〜入国まで

久しぶりの海外です。

仕事ですがインドネシアのバリ島に4日間ほど滞在したので、自分用の記録も兼ねてここに書いていきます。

 

出国はセントレアから。シンガポール航空シンガポール経由です。普段gloを愛用しているのですが、シンガポールは法律で禁止されており、トランジットで取り上げられる可能性も高く、他のメンバーも居たので1人で何かしらのトラブルにあっては申し訳ないので持っていきませんでした。現地でタバコ買えば良いや、くらいの気持ちです。

 

日本の空港ってどうしてこうなんだろね、という感じですが、私自身国際便に乗るのは久しぶりなのでディスりません。

そしてエコノミークラスでも現在はビデオが見れるんですね。時代は進んだな。シンガポールまで6時間以上あるので映画はパス。しっかり時間を潰せるようにリコリスリコイルを一気見することに決めました。それでも時間は余るんですけどね。

10:30フライト。

時間は覚えてないんですけど、夕方17時くらいにシンガポール

てかチャンギ国際空港ってめちゃくちゃ広い。移動距離半端ない。私が住んでいる町より広いんじゃなかろうか。マジで。

 

それと今更ですが写真は少ないです。仕事ですからどうしても同僚が写ってしまっている写真が多くてネタ少なめ。

18:00過ぎにフライトだったように思います。ここからバリ島のデンパサール空港へ飛びます。2時間ちょっとの予定だったので、機内ではターミネーター2を見ました。

 

ま、ここまではなんも問題ないです。デンパサール空港に到着してから魔の2時間が始まります。

 

と言うのも私、リュック1つで行ったんです。同僚は皆トランク持ってて。と、言うことはですよ、私はピックアップの必要ないんです。皆、急足でレーンに向かって自分の荷物をバラバラに探しに行ったんですよ。

そこで、です。さらに私は旅行用のwifiも持っていない。皆、持ってる。皆さん逸れても連絡取り合えるんですよね。

 

めでたく逸れまして。1人。ポツン。

でも探すじゃん。見つからんじゃん。不安になるじゃん。次の手続き、みんなもう遠ちゃったかなとか考えるじゃん。俺、通るじゃん。

 

拙い英語で入国したんですよ。したらさ、居ないじゃん。余計不安になるじゃん。一応進んでいくとマネーチェンジのカウンターとか出てくるじゃん、simカードとか出てくるじゃん。このまま1人で行くと最悪ホテルまでタクシーか。じゃマネーチェンジしとくか、って感じでとりあえず3,000円分、300,000ルピアにするじゃん。でもやっぱ1人じゃ不安。

 

なんか入国ゲートの後に、送迎する人がズラッと並んでるところがあって、沢山の人がプラカードに名前書いて待ってるのよ。もう仕方ないよね。大声で一応呼んだの。迎えにくる予定の人。居ないのよ。wifiさえあればその人に連絡取れるのに、同僚にも連絡取れるのに、俺に声をかけてくれるのはタクシーの運転手だけよ。

 

で、なんどかそのゲート周辺で呼び回ったけど居ないから、ちょっと来た道戻ったのよ。したらさ、インフォメーションカウンターがあったの。

「すみません」

「おう、どげんしたとよ?」

「私の仲間が迷子になったらしい。皆私から逸れた」

「お前は逸れてねーんだろ?なにが問題なんだ?」

「正直言うと俺が逸れたらしいのだが、、、」

「じゃ、電話すりゃいいじゃん」

「オー、、。アイ ハブ ノー Wi-Fi、、、」

「ここは空港だぜ。フリーワイファイ教えたるわ!」

 

日本語訳してますが、正確にこんなやり取りをしてました。で、そのFreeWi-Fiですけどね。繋がったけどインターネットに接続できませんってアラートが出てなかなか解決しなくて。

「兄さん、聞いて」

「まだなんかあんのか?」

「電話、出来んのよ。同僚の名前教えるから呼び出せんかな?」

もうあれよ、デパートとかの迷子のお知らせを思い出して。国際空港であるデンパサール空港で流そうと試みてみたの。したら

「おう、かまんよ。この紙にお前の名前、それと仲間の名前を書きな」

てメモ渡されて。

jun matsubaraって自分の名前を書いたら

「ジョン?」

って聞くから食い気味で

「ジュン!そこ大事じゃん!」って突っ込んで。「そんなどこにでも居そうなアメリカンな名前じゃ気付けねーじゃん!」

自分でも言いながら笑えてきたけど、これさっきと同様、実際の会話を正確に書いてるのよ。

 

なんかさ、心細さと不安と妙な笑いと、すっげぇ疲れるやり取りのすえ、兄さん目の前の卓上マイクでやってくれたよ。全館放送。誇らしげに俺に親指立ててグーって。

「グーじゃねえよ、ジョンって言ったじゃん!」

これは流石に日本語で突っ込んだ。もう疲れちゃって。

 

なにげなくiPhone見てみたら新たな着信メールが来てて。

迎えにくるって言ってた相手先の人から「ここに居ます」って写真付きのメール。カウンターの兄さんに

「もう行くわ。連絡取れた。ありがとう。マカシ。スクスマ。バイ ジョン!」

と別れを告げ、写真のところでめでたく合流できた!

 

でさ、その人に15分くらい前にもここで君の名前を大声で呼んでたんだけど気づかなかった?って聞いたら

「気づいたよ、、。でも4人で来るって聞いてたし、なんか聞いてた雰囲気の人じゃなかったから、、、見てた、、、、、。」

ま、そうさ。今の俺はジョンだから。聞いてた人じゃなくなったし。さらに放送かけてもらったんだけど、それは聞こえたか尋ねると

「もちろん聞こえたよ。ジョン」って。オイオイ。

 

その人のスマホから同僚に無事を知らせて一緒に待つことに。どうやらトランクが全然届かなくて22:00くらいまで入国できなかったらしい。

そんなこんなで2時間の大騒ぎ。くたくたになったところで合流して、22:30過ぎにようやくホテルへ向け移動できたのでした。

 

ホテルのチェックインは非常にスムーズ。部屋に入ったらシャワー浴びて寝ようと思ったんだけど、なかなか上手くいかんよ。入室後の大変な思いは次の投稿で。