a day in the gatela

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セックスが始まったらクラクションくらいじゃ止まらない

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かっこいい曲ですね。ロックです。ライブで映えそうな曲。

ではこの曲の歌詞はどうかという話になると難しいところですね。結果だけ先に言えば、この歌は尻軽少女に惚れた童貞少年の歌。セックス中の彼女を思いながら「神様、、、ヘルプ、、。」という、しょうもない程10代で誰もが経験する青い性ですね。

 

私なりに登場人物に名前をつけて要約しましょう。

日が落ちた時間に、思いを寄せるモモコがタロウに抱き寄せられながら、タロウの部屋に入って行った。

外でその様子を見てたら、不意に窓が開いてモモコが顔をだした。気づかれまいとすぐに身を隠す俺。

しばらくしてもう一度覗くと、窓は閉じられており、モモコとタロウのシルエットが重なり合うところだった。

俺は、バイクのクラクションを鳴らして一瞬でもいいから邪魔をするしかできない。そんなことをしたところで、夢中な2人は気づかないかもしれないのに。

神様、、、、、ヘルプ、、。目下セックス中。

 

 

もうちょっと細かく解説しよう。

 

まずモモコは尻軽女ですよ、結果的にそうなっちゃうんですが。何故か?シブいヤツ派手なヤツにすぐ熱をあげて、アプローチを自分からかける女の子。「カッコいい」事が選択基準であって内面がどうとかは後回し。故に、結果的に、相対的に、抱かれて終わりという確率も上がるわけです。現に今だってタロウに抱かれてる最中です。

ポイントは部屋に上がり込んだ後、窓を開けて外を眺める行動ですね。これ、あざといですよ。いかに自分を可愛く魅力的に見せるか分かっている女ですね。

あざとい女ですよ。上手くいかなけりゃ俺くんの胸で泣くんですから。なんなら俺くんが居てくれるから私は好きにやれる、くらい考えてるかもしれないですね。

 

次にモモコを部屋に呼び込んだタロウ。モモコの体が目当てで呼び込んだのはもう明白ですよ。付き合ってもない女の子を夜に腕を回して自分の部屋に上がらせるって、「そうじゃない。俺は下心なんかない」って言う方が無理。ま、言わんだろう。モモコだってそれは分かっている&期待してるし。

タロウは場数を踏んでるヤリチンなので、経験からモモコはすぐセックスできるという事が分かっていた。というかその最終判断を玄関を開ける前までに済ませているんですね。そしてモモコが窓を開けたあざとさも分かっているし、それを見て今だと判断したわけです。ここまで完全に2人の利害関係は一致しています。

 

尻軽でロマンチストで安上がりに幸せになりたいモモコにとっては体を差し出せば付き合えるかもしれないイケメンタロウ。タロウにとってコマケェコタァイーンダヨ尻軽モモコで今夜はサイコーなんです。

 

その2人が付き合っていないことを証明するのが主人公の俺。俺だってモモコがこの人だって決めて恋人同士になれば、いっそ海にツーリングでも行って忘れようとするでしょう。ところが、いつまでたってもモモコは上っ面で相手を定めて、俺は男としては対象外。しかも内面見ないもんだからいつだって都合よく遊ばれて、恋がうまくいかない。

俺は強がってお前は妹みたいなもんだって言うけど、、、。決定的に勇気が出ない俺君はチェリーボーイ。なんなら胸で泣くモモコをそのまま抱いちゃえばいいのにそれが出来ない。

 

という歌なんです。ありふれてるっちゃありふれてますね。童貞の頃って自分も周りもこういうのよくありましたよ。

 

ま、とにかく今日もイリジウムは良い音を出してくれた。そしてリバーブ。ブルースカイですね。ガッツリかけてます。馴染むように。

今回はTSすら使っていません。イリジウムとリバーブとビールで幸せな午後でした。