a day in the gatela

主に趣味のギターにまつわる内容を書いています。コメントや質問等、お気軽にどうぞ。

そして今日も

1日はあっという間に終わる。


スケジュールを立てて、何日の何時までにナニを終わらせておけば大丈夫、
そういう毎日の綱渡りが、この時間になると急に怖くなる。


そんな生活。


で、今日はカメラのことを手短に。
フィルムのカメラはCanonのコンパクトカメラとホルガとPENTAXの645を使っていて。
そこに思いがあるわけで。


いわゆるブローニーフィルムサイズのカメラを中判と発音し、それをデジタルのカメラ
で購入しようとすると新品で70万〜100万はくだらないのに、645は頂き物であって、
その方のご自宅までのガソリン代しか代償がなかった。
ホルガは同じブローニーであるが、コレは数千円で買ったもの。


Canonのコンパクトカメラは35mmフィルムを使用するが、この35mmはフルサイズな
どと呼ばれ、デジタル1眼レフカメラの世界では30万〜60万くらいでいろいろ選べる。
勿論新品での話。
コレは俺が結婚した年に2万くらいで買った。なぜ比較がデジタル1眼レフかと言うと、
コンパクトデジタルカメラにはこのフルサイズと呼ばれる撮像素子を乗せたカメラが俺
の知る所無いからだ。


コレはイニシャルコストとランニングコストピカソの話。
デジタルカメラはイニシャルコストはそれなりにかかるが、買ってしまえばランニング
コストはとにかく押さえられる。ただし、プリントするまでデータという実態の無い触
れられない、この世に存在しない物に悲しいかな一喜一憂する生活が続く。


フィルムカメラランニングコストがそれなりにかかる。撮影していても「あ、あと5
枚しか撮れねーぞ」となる。
それでも確かにそこに存在し、それは正しく男心に訴える力強さ、頼りがいがある訳です。
俺は撮影の終わり巻き上げたブローニーフィルムを取り出して銀紙に包み、現像に出す瞬間
が凄く興奮する訳です。


そこで、ピカソが出てくる訳ですが、結局の所どちらを使っても人のスキズキなんだけど、
ま、私は気分屋ですから、敢えて不便なフィルムには是非生き残って欲しいと思っている。
人が手にする写真が、雑誌のページに写っているのが圧倒的に多い、もっと多いのはモニタ
ー越しに見る実体のないデータの画像であると思うけど、どちらも昔はあんまり無かった。


写真は戸棚や引き出しに無造作に不揃いの束になって保管され、比較的良く写っている厳選
された物がハードカバーの少々大げさなアルバムに母親の一言コメントと供に保管され、
その写真のフィルムと言えば、やはり束になって引き出しに、傍らにフィルムケースという
環境があっての、デジタルとの共存が出来ればいいなと思う。
ま、無理な話か。



今日の一言・・・ピカソ
「青が無ければ、赤を使えば良い」