a day in the gatela

主に趣味のギターにまつわる内容を書いています。コメントや質問等、お気軽にどうぞ。

どこまで介入するか?

というのは、福祉関係でケースワーカーをやっていると大きな課題になる。
俺の考えとしては、障害によって支援が必要な部分を支える。自分でできる事は自分でする。
これが基本的な考え方と思っている。


ただ、例えば精神手帳を持っている躁鬱、統合失調症パニック障害人格障害などの方で
どこまでの判断能力があって、生活のどこを支えていくのかは見極めが難しい。そのために
医療と連携しようと担当医師やPSWに相談もする。


ただし!そういった方でも例えばの事例であげるなら
基本大人ヤンキー30〜40代で
1.生保受給中
2.家賃滞納数ヶ月分
3.アルコール中毒で酒を購入。ネットを利用して衣類やCD等好きな物を買う。
4-1スマホ所持している事は生保担当、アパート管理会社には黙っていて欲しい。
4-2バレると請求の電話や確認の電話が鳴るのが嫌だ。


という状況で、室内が壊れ直したいが、電話したくないので変わりに電話してくれないか?
というのは完全アウト。しません!
4-1までなら、判断能力を問う。
4-2の発言が全てを台無しにする。


台無しになったのは、「この人を利用すればなんとかなんじゃね?」と思ってた当事者か、
ハッキリとできませんと言われ、ベースにあるヤンキー部分がムクッと起き上がり感情のまま
「あ?やりたくないってこと?」と切れ気味に反応し強がるしか方法が無くなった当事者か、
とは言え、「この人と切れると全部自分でやんの面倒くせぇ」と思って、関係の無い人に当た
り散らす当事者か。
何れにしても、ヤンキーが悪い訳じゃない。アル中が悪い訳じゃない。勿論精神疾患が悪い訳じゃない。
あくまで、分かっていながら自分と向き合わずに今の状況を招いた自分が悪い。


いろんな意味でタフな自分を作らんと生きていけんよ。