パブリックエネミー

高校生の頃、パブリックエネミーのシャツを着て地元の駅で友達と待ち合わせをした。

いろんな人が行き交う場所で、それでもまだ外国の人は少ない２０年前。

僕にヒョロッとした手足の長いアフリカ系の男性が近づいて言った。

「あなたはそのシャツのイミしってるか！？　トモダチのホウカイだよ！」

その後、電車に乗って繁華街に遊びに行った。したら４０代と思しき女性が近づいてこう言った。

「あなたにお祈りをします。ハンダーラアンダーラ、、、」

おれにとってパブリックエネミーとは、そう言う事。