a day in the gatela

主に趣味のギターにまつわる内容を書いています。コメントや質問等、お気軽にどうぞ。

バリ島記③

なんとかフラフラとする意識を振り絞って、7:00に朝食。食事はなんでも用意してある。おかゆナシゴレン、ミーゴレン、など主食が7種類くらい、パンだけで10種類くらい。おかずはあげたらキリがない。馴染みがあるベーコン、目玉焼き等は当然ある。嬉しかったのは卵関係は目の前でオーダー通りに焼いてくれる。目玉焼きなら卵の数、両麺焼くのか、半熟かなんかを会話しながら自分好みに仕上げてくれる。サラダ、フルーツ、各種ソース。飲み物はフルーツのジュースが日替わりで2種類と、ホットのコーヒーか紅茶、水の5種類。十分すぎる。

 

写真のオムレツは卵2個、具にチーズ、オニオン、ニンジン、あと君に任せるって言ったらなんかしらん赤い野菜と緑の野菜を入れてくれた。赤と緑のはトマトでもないしピーマンでもないし、食べてもよくわからんかったけど、総じて美味いオムレツであることは間違いない。

食パンは絶対だよね。パンにケチャップつけて、ハム、チーズ、オムレツ、レタスを豪快に挟んで、サンドイッチにして食べた。クソ美味ぇ。これより毎朝少しずつ具材を変えながら最高のサンドイッチを食べられるなんて最高じゃないか。

 

これは全部バリ島の老健の中。そうそう、今回のバリ島は介護施設の見学や介護・看護について勉強している学生達とのいろいろがメインで、決して遊びに来てるわけじゃない。

ここはヨーロッパ、オースラリアなどから金のあるお爺ちゃんお婆ちゃんがやってくるらしい。中は3つのエリアに分かれていて、まだ自分である程度生活できる方、脳卒中などで麻痺があり身体的な介護が必要な方、認知症の方で利用するエリアを分けているそうだ。

しかし、めちゃくちゃ綺麗。さすが総合病院をいくつか持っている大きな病院の4Fだけはある。

 

この日の晩飯はジンバランビーチで食べる。ここは夕陽が綺麗な場所として世界的に有名らしく、着いたのは15時頃で、ビールを飲んだりアイスを食べたりしながら2時間くらいとてもチルな時間を過ごして。

で、17時頃になると一気に人が増えてきて、お店も賑わいだして。カップルやグループが夕日をバックに写真を撮り始めるわけ。

ほろ酔いで見てたら何回やっても上手く撮れないグループがいて、ついつい「いくよ〜、3、2、1、ジャンプ!」って掛け声と共にスマホ持って乱入。撮ってやったのがこの写真。

みんな笑いながら「え、誰?「なに?」みたいな感じの子、両手を叩いて突然のカメラおじさんに大笑いする子、なんにしても全体的に楽しそうな雰囲気で終わったから良かった。

 

晩御飯は日本で言うバーベキューってやつだ。炭火で白身魚イカ、貝、エビ等を焼いて食べる。それぞれの材料にスパイシーなソースがかかっててめちゃくちゃ美味い。

ビンタンビール追加につぐ追加。

 

もうね。バリ島大好きになりました。人は優しい。食べ物は美味しい。景色は綺麗。確かに衛生面や生活に直結するトイレや水回りで困ることは絶対にあるんだけど、やっぱ人かなぁ。

実はこの日の夕方までにいろんな人に自分から話しかけて。英語も中途半端でインドネシア語、バリ語は知らないし、正直コミュニケーションは難しい部類の語力。でもみんな一生懸命聴こうとしてくれるし、解ろうとしてくれる。アメリカやイギリスでは感じなかった「寄り添ってくれる」という部分に凄く魅力を感じた。

そこにきて美味い、綺麗が整ったら、そりゃ惚れますよ。

 

この日はしっかり勉強もして、美味い食事で腹を満たして、ビーチではしゃいで、なんかここ数年味わってなかった幸福感に包まれてホテルに帰った。