a day in the gatela

主に趣味のギターにまつわる内容を書いています。コメントや質問等、お気軽にどうぞ。

レコード

中学の頃まではレコードがメインで、親父のコレクションを借りてはカセットテープに録音してた。
雑誌の付録のソノシートや、小遣いを貯めて買ったのも少しずつ増えた。

レコードは保存がヘタクソだと歪んだり、カビが生えたりする。
ただ、キレイなピカピカの溝はなんとも美しく、7色に輝くCDにはない
男らしさと規律が、いかにも大人の持ち物を醸し出していて好きだ。
A面とB面のクルッとひっくり返す手間さえも、優雅に行うための方法を模索したくなる動作と感じる。

ところが、レーコードプレイヤーが壊れパソコンを使うようになり、それ以降はすっかりデータ化
の恩恵と弊害で、CDさえ購入しなくなってしまった。ま、よっぽど好きなアーティストは買うけど。

で、その遍歴を振り返ると、レコードからCDになった時、大きかったのは温室の変化だ。
山崎ハコの人間まがいというレコードは名盤として今でも大切にしているけど、これがCD
だと、どうもアルバムの雰囲気が違う。

まだカセットテープの方が、アルバムのイメージに近い。そこが困ったもので、
憂歌団のファーストも、断然レコードのが良い。

そういう過去を踏まえた上で、今の自分を考えた。
A面は現実的で物理的な自分。
B面はマインド、精神的な自分の思いやニーズだ。

A面:仕事5割、趣味2割、家庭2割、卑猥1割
B面:趣味5割、家庭3割、卑猥2割

さらに俺は2枚組なので、これの別アレンジ盤として
A面:仕事12時間、睡眠5時間、趣味3時間、卑猥2時間、虚無的逃避2時間
B面:希望的観測9割、諦め1割
となる。

個人的めも
ナバロンの要塞
荒鷲の要塞