a day in the gatela

主に趣味のギターにまつわる内容を書いています。コメントや質問等、お気軽にどうぞ。

トッキントッキン

に尖った心のアンテナが、いつの間にか錆び付いることもあるのかもしれないが、
それ以上に腹が立つ。


「ライブハウスでアーティストがプレイする」
そんな陳腐な表現に触れた。
なんとも情けない、言い表せない気持ちになる。


「演芸場で芸人が披露する」
こう言えばいいのに。

「なにかに長けているのではない。
何かが欠けていることに魅力がある」と。


残念ながら「人」としての努力に欠け、芸の部分だけを表出しているから目をひく。
社会に順応出来ず、協調性が無く、コミュニティに頼り、責任を取らない生き方に目
がいく。
それだけ。逃げながら、目を伏せながら、守られながら、ようやく存在している訳さね。


自分の力で生きてみんさい、と。
その為には家を出なさい、と。
金を稼いで家賃を払いんさい、と。
洗濯、掃除、炊事全てやりんさい、と。
納税の義務をはたしんさい、となった時、
どれだけの芸人があなたがカッコいいと思った姿のままで存在出来るんかと。


それでも尚、俺はその演芸場が好きで披露されたリズムに体を揺らし、時には大きな声で叫ぶ。
本物だけがもつ魅力がある。