の上にあるふくらみやへこみの中で、水の上にあるごく一部の陸地の
さらにその陸地のほんの僅かな点にも満たない小さな小さな空間で、
人は喜びや悲しみや
幸せや寂しさや
温もりや冷たさや
慈しみや非情や
触れ合いや拒絶や
その他もろもろに
翻弄される
立って半畳、寝て一畳と言うけれど、
その狭さ広さには無限の可能性があるはずで、
人によってそれは虚無で。
そんな小さな部屋という空間で
今日も俺は寝る。
寝ながら考える。
考えながら寝る。
ナニをと問われれば、
問われた事を、と答えられる。
