そんなにBOSSが好きなわけでもないですが、最近はこれで落ち着いています。
ボス3台→フライリグ→グライコ→ルーパーです。
核となるのはサンズアンプのフライリグ。プリアンプですのでこのボードからアンプのリターンにブッ刺します。
フライリグの最大のメリットは音が早いのとピッキングのダイナミクスについてきてくれるとこですね。この2点は大ヒット商品ストライモンのイリジウムとどっこいどっこいくらいだと思います。また非常に音がいい。クリーンではジャズもできるしプレキシではロックもできる。
因みにダイレクトで録音した動画がこれ
で、フライリグが苦手なのはモダンな音。なのでod-1xで歪みを補完してグライコで補助すれば90年代頃のメタルまではいけます。グライコでゲインも弄れるとこがミソですね。MXR最高です。
グライコのおかげで細かな設定しにくいフライリグはつまみをもう殆ど触らなくていいし。
ジャズ〜70年代〜90年代メタルまでが足元でパッと切り替えられるのはいいですね。しかもコンパクトエフェクターで。私気がつきましたよマルチ苦手って。
これまでpod2,pod HD300,ボスGT100,zoom G5n,vox tonelob le,headrushなんかも使用しましたが、私個人の感覚ではマルチって食材も調味料も全部セットで調理のみを行うんです。しかも調理方法はそのブランドのキッチンで。
その点コンパクトなら自分のキッチンで自分の使いたい食材と調味料を使って料理できるんですよね。調理と料理では楽しさ、というか自由度は全然違います。なんならマルチすら材料にできるので、求める音や操作に量的な問題があればマルチで補完するのもありですね。
若干話はそれましたが、これで練習用としては十分なことが分かったので、ついにヘッドラッシュを手放しました。非常に使いやすい機材でしたけど、音が遅いのとどんなに頑張っても心が踊るような音が出なくて。いつも「これでいいか」で使ってたので。「これがいい」を求める私には合わなかったってことですね。
機材を手放すのは基本的にしないと決めたんですが、ヘッドラッシュギグボードは生産完了し、デジタル機材で先も長くないだろうし。所有するメリットをほとんど感じなかったので今のタイミングがベストだろうと判断しました。こういうところもコンパクトと違いますね。コンパクトなら手放さず、いつかくる活躍のタイミングを待ちます。代打、ピンチヒッター、中継ぎ、2軍。
因みに某クロサワで買取25,000円。ヤフオクやメルカリなら3万〜4万でも売れたかもしれませんが、やりませんよ面倒臭い。楽器屋に行く機会も1つ減ってしまうし。オジさんはメンドイのがキライ。
あ、ここまで書いて気がついたんですが、フライリグも充分マルチエフェクターでしたね。私の中では完全に2チャンネルプリアンプでしたから忘れてました。
そして歪みはod-1xを変えるか、なにかを足すかも。ゴールはありませんね。