a day in the gatela

主に趣味のギターにまつわる内容を書いています。コメントや質問等、お気軽にどうぞ。

素晴らしい日々と私の解釈

ユニコーンの素晴らしい日々と言う歌が好きです。


ユニコーン 『すばらしい日々』

 

この曲の歌詞にはいくつかの解釈があって、調べるといろいろ出てきますが、昔から自分なりの解釈で感じていた歌詞の受け取り方を日記がてら取り上げてみます。

 

1番引っかかっていたのは「君は僕を忘れるから そうすればもうすぐに君に会いに行ける」というサビの終わりのところ。ここが発表当時どうしても分からなかったんですよね。それで毎日のように聴いて、こうじゃ無いかな?と思った結果です。

以下、参考までに歌詞を全て書き出して見ます。

 

 

僕らは離ればなれ
たまに会っても話題がない
いっしょにいたいけれど
とにかく時間が足りない
人がいないとこに行こう
休みがとれたら
いつの間にか僕らも
若いつもりが年をとった
暗い話にばかり
やたら詳しくなったもんだ
それぞれ二人忙しく 汗かいて

すばらしい日々だ 力溢れ
すべてを捨てて僕は生きてる
君は僕を忘れるから
その頃にはすぐに君に会いに行ける

懐かしい歌も笑い顔も
すべてを捨てて僕は生きてる
それでも君を思い出せば
そんな時は何もせずに眠る眠る
朝も夜も歌いながら
時々はぼんやり考える
君は僕を忘れるから
そうすればもうすぐに君に会いに行ける

 

この歌詞を書いた奥田民生さんは広島県から上京し、バンドブームに中、実力を認められて一躍ロックスターとして若者の話題の中心人物の1人となりました。

 

その背景を踏まえて私の解釈は以下です。

 

夢を叶えて忙しく人に揉まれる生活になった。何年か過ぎたけど、めちゃくちゃ忙しいしプレッシャーもあるけど、夢を叶えた今の生活は素晴らしい日々だ。

懐かしい友人達との人生に区切りをつけたけど思い出す事だってある。今は朝でも夜でも歌わなくちゃいけない生活だけど。思い出を探りながら眠る事くらいしかできない。

けど、いつか話題にもならなくなって皆んなに忘れられる日も来るだろう。

その頃には故郷の君だって僕を忘れてるはず。もしそうだとしたら、人の目を気にしなくてもいい。君に会いに行ける時間だってあるってことだ。また会いに行ける日が来たなら、それもまた素晴らしい日々だ。

 

という感じです。人気ミュージシャンである今も素晴らしい日々だし、そうでなくなったとしても素晴らしい日々だという事。

 

いやいやお前全然ユニコーンや民生の事分かってねーよ、と思う方もいるかと思いますが、私個人はこの解釈で腑に落ちています。