a day in the gatela

主に趣味のギターにまつわる内容を書いています。コメントや質問等、お気軽にどうぞ。

カメラマン廃業

の日は近い?

ギターは一時期大人気で、中学生高校生の頃は結構な人数がのめり込んでた。
口を開きゃ「〜もう完璧に弾けるぜ!」とか「俺は絶対プロになる!」とか
そりゃもう沢山居たわけ。

それ自体は別にいいんだけど、ま、長く長く、自分のイメージした音を
イメージに近い、若しくはイメージ通りに、弾きたい時に弾ける環境で
充分に楽しみながら過ごすって事が、俺には大切だったりする。結構昔から。

音楽を嗜んでいると、つくづくパソコンの進化を感じる。
とにかくありとあらゆる楽器の音はパソコンの中にある。
それを使って、楽器を弾かずとも作曲ができる。

勿論、そこにドラマや偶然性は無いから、芸術性も無い。
ただ、多くのミュージシャンが廃業しているのは確か。

なら、カメラの世界はどうか?
今はまだ撮影者がそこに行ってレンズの画角に沿ったデータを作成する。
それを自宅のパソコンに取り込んで、データを個人個人が好き勝手に弄る。
それをブログに使ったり、プリントしたりして好き勝手に使う。

さて、では風景写真を考える。
グーグルアースやストリートビューで世界中の景色をパソコンで見られるようになった。
それがもっと進化しないだろうか。
好きな画角で、好きな露出で、好きな絞りで、好きな時間帯や好きなホワイトバランスで。
フォーカスさえも後から調整できる時代だ。
出来ない事はないだろうし、なるような気がする。

したら、風景を専門の写真家は仕事のベクトルを変えなければいけなくなるだろう。
もう、自分がその時そこに居たという自己満足でしかないデータは要無しだ。

レンズ交換式カメラは絶好調な売れ行きで、カメラ女子なるバカが横行する。
いや、カメラが好きな女性がバカな訳ではなく、そういう括りを作るバカがって事。
ナンチャラ女子、ウンタラ男子とか、いいかげんオバハン、オッサンになってる事くらい
自覚した方が良い。婦人の方がよっぽど魅力的なのは俺だけか、、、。

閑話休題

のせられちゃった人はすぐ飽きて、キレイな状態の中古カメラが溢れ替える。
取り外せるなら性器さえも不要とする輩が多い時代だから、それはもうあっという間だ。

閑話休題

ま、とにかくソフトウェアの進化で言えば、完全に音楽が先行してる。
商業規模もでかい。歴史も深いし。
もっと言えば、今は芸術扱いの両者の根本も違う。音楽には信仰や宗教や奴隷制
の歴史的側面があるのは有名だけど、それ以前に人の歴史が既に音楽の歴史でもある。
カメラには戦争、紛争を背景に発展した一面も大きい。
ダゲレオタイプは1800年代だ。それ以降に戦争や宇宙開発競争が無かったら、とかは
まぁいいや。

閑話休題

それが最近はカメラが伸びてるから、そのうちソフトウェアも急激に発展する。
したら、本当に芸術として進化する。これじゃ食っていけない、そういう危機感が
良い意味で、もっともっと多く感じられる人が増えますように。