a day in the gatela

主に趣味のギターにまつわる内容を書いています。コメントや質問等、お気軽にどうぞ。

パフューム「FLASH」弾きました


flash-Perfume【AtoZ】

 

去年から始めたAtoZもPまで来ました。一応説明しておきますと、初めて聴く曲、弾いたことのない曲を1時間で覚え録音終了まで終えるという、耳コピと作業効率をアップさせるトレーニングです。前回の小沢健二お茶を濁すような感じでしたから、今回は探しましたよしっかりと。

 

で、Perfumeさんを見つけました。いろんな曲がyoutubeに上がっていましたが、個人的にPVが一番カッコよかったFLASHを選びました。いやぁ、のっちさんの可愛さで思わず見惚れてしまいました。

原曲はこちらです。


[Official Music Video] Perfume 「FLASH」

 

すごくいい曲ですね。あまり原曲を崩してはいけないと思いながらイントロからフレーズを被せてしまいました。メロディは普通に弾けば楽なんですが、ピッキングでは音がはっきりしすぎてシンセの音に合わなかったのでライトハンドです。本当はこのフレーズももっと音を作って鳴り始めを丸くしたかったんですが、今回はここで時間を取られたくなかったので良しとしました。

 

音は先日アプデのあったHEADRUSHのみです。コンプを軽くかけて、TSからマーシャル、その後薄くディレイをかけているシンプルな感じですね。

ギターは87年製のRG550。中古で25,000円です。ピックアップやブリッジにかけた費用のが高くついてます。大切なギターなので年に2回メンテナンスにも出してます。

 

そして最後に、いつも動画はモトリークルーのワッペンを付けた作業服でテンションを上げるんですが、今回は夜勤明けでラフにユニクロの肌着です。ま、黒くしちゃうからいいか〜と思ってやったんですが、こうしてみると首回りが下着感丸出し。編集している間、おじさんの肌着姿を眺めて失敗したなぁと。反省。

 

ギターってホント楽しいですね。いろんなイメージを浮かべて、自分の感覚でアイデア出して。バンドならもっといろんなチャレンジもできますし。弾き始めて30年弱経ちますが、未だに夢中です。

 

Headrush アプデきてますよ〜

ヘッドラッシュからアプデのメールが届きました。

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めっちゃ久しぶりに立ち上げましたよ。そして早速アップデート開始して、最新バージョンで入った音を一通り試して見ました。

概ねの内容はこんな感じ。

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アンプにオレンジが!やったー!弾いてみて、うーん。しっかり作り込もう、、、。

もう一個オレンジ!やったー!、、、うーん、しっかり作り込もう。

 

歪みが増えたー!やったー!いいじゃんいいじゃん。どれもアンプとの組み合わせで使えそう!ファズフェイスは欲しかったから嬉しい!ケンタウルス系?なんかしゃんよぅ分からんけどネットや雑誌で見かけるドライブエフェクターも。歪み系は概ね満足!

 

アコシミュはジャンボが売りなのかな?実機持ってたら別に、、、。ただピエゾ選んでリバーブかけたらジャズっぽい感じでもいけるかも。選ぶアンプ次第かなぁ。アンプを選択しない方がアコギ感は若干上か?若干。とにかくアコギを求めていたら負け試合になるな。

 

デチューンはめっちゃ気持ちい。めっちゃ広がりある。調子に乗ってデチューンかけたまま新たなオクターブアップも試したらさすがに音が遅れるわな。デチューンかけてんだもん。遅らせてんだもん。

改めてオクターブアップだけで使って見たら、案外いい感じ。1オクターブ上だけより2オクターブ上を使った方が楽しい。いい感じ。

 

取り急ぎオジさんの感想です。いい感じですよ!ぜひ!

素晴らしい日々と私の解釈

ユニコーンの素晴らしい日々と言う歌が好きです。


ユニコーン 『すばらしい日々』

 

この曲の歌詞にはいくつかの解釈があって、調べるといろいろ出てきますが、昔から自分なりの解釈で感じていた歌詞の受け取り方を日記がてら取り上げてみます。

 

1番引っかかっていたのは「君は僕を忘れるから そうすればもうすぐに君に会いに行ける」というサビの終わりのところ。ここが発表当時どうしても分からなかったんですよね。それで毎日のように聴いて、こうじゃ無いかな?と思った結果です。

以下、参考までに歌詞を全て書き出して見ます。

 

 

僕らは離ればなれ
たまに会っても話題がない
いっしょにいたいけれど
とにかく時間が足りない
人がいないとこに行こう
休みがとれたら
いつの間にか僕らも
若いつもりが年をとった
暗い話にばかり
やたら詳しくなったもんだ
それぞれ二人忙しく 汗かいて

すばらしい日々だ 力溢れ
すべてを捨てて僕は生きてる
君は僕を忘れるから
その頃にはすぐに君に会いに行ける

懐かしい歌も笑い顔も
すべてを捨てて僕は生きてる
それでも君を思い出せば
そんな時は何もせずに眠る眠る
朝も夜も歌いながら
時々はぼんやり考える
君は僕を忘れるから
そうすればもうすぐに君に会いに行ける

 

この歌詞を書いた奥田民生さんは広島県から上京し、バンドブームに中、実力を認められて一躍ロックスターとして若者の話題の中心人物の1人となりました。

 

その背景を踏まえて私の解釈は以下です。

 

夢を叶えて忙しく人に揉まれる生活になった。何年か過ぎたけど、めちゃくちゃ忙しいしプレッシャーもあるけど、夢を叶えた今の生活は素晴らしい日々だ。

懐かしい友人達との人生に区切りをつけたけど思い出す事だってある。今は朝でも夜でも歌わなくちゃいけない生活だけど。思い出を探りながら眠る事くらいしかできない。

けど、いつか話題にもならなくなって皆んなに忘れられる日も来るだろう。

その頃には故郷の君だって僕を忘れてるはず。もしそうだとしたら、人の目を気にしなくてもいい。君に会いに行ける時間だってあるってことだ。また会いに行ける日が来たなら、それもまた素晴らしい日々だ。

 

という感じです。人気ミュージシャンである今も素晴らしい日々だし、そうでなくなったとしても素晴らしい日々だという事。

 

いやいやお前全然ユニコーンや民生の事分かってねーよ、と思う方もいるかと思いますが、私個人はこの解釈で腑に落ちています。

 

机と椅子

サブデスク用の椅子を購入しました。

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サブデスクと言いつつギターの練習を毎日しているのと、ブログやyoutubeなどちょっとした作業で使用頻度は結構高いんですよね。今までは安物の事務用チェアーを使ってたんですが、腰痛持ちにはちょっとキツかったので思い切って買い換えました。

 

ギターやベースを弾く人には分かると思うんですが、肘掛は要らないし、足でリズムを取りやすい高さが良いですよね。なおかつ、自分の腰痛に対して2時間程度ならストレッチをしなくても座り続けられ、さらにデザインも嫌味がなくできるだけリラックスできるナチュラルなものということで、これに決めました。

 

店で座った時にピンときて、買う気で来ているので悩まず即決したんですが、負担を感じるほど長時間試すわけにもいかず、概ね良いかなという感じでした。

 

持ち帰って作業に当たっていたところ、木製なので仕方ないですがお尻がちょっと痛くなるかなぁということで、職場で使っていたクッションと合わせて使用しています。ちょっと前によくTVでCMしてたあのクッション(座布団?)です。卵が割れないってやつ。腰痛を見かねた同僚がプレゼントしてくれたので助かってます。おかげで職場でのデスクワーク用にもう1枚欲しいところですが。

 

そして、座り心地が良くなるといじりたくなるのがデスクですね。

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板を買って来てブックスタンドのように設置してアンプを置きました。今までは座っている右側の本棚にあったので、弾いている時や動画含めたMacの音も違和感があったので、これでアンプ兼外部スピーカーが正面に来てスッキリしました。

最初、高さが足らずMacBookを開くと棚に当たってしまうという痛恨のミスをしまして、足の部分に1.5cmの木を足して干渉せず開け閉めできるようになりました。

 

アンプはオーディオインターフェイス兼モニター。練習やアイデアのメモにPCMレコーダーでやっておりますが、この辺はいつか改善したいです。

 

インターフェイスとモニタースピーカーは購入リスト上位に来ています。とはいえ、昨年からちょっと機材を増やし過ぎているので、もうちょっと様子見ていきます。その前にメインデスクの機材でstrymonのディレイが先になりますし。

 

購入計画は初志貫徹と臨機応変のバランスが大切ですね。

 

宇宙船サジタリウスとアメリカンな歌


影山ヒロノブ-スターダストボーイズ 【宇宙船サジタリウス】

 

宇宙船サジタリウスは僕が小学3年か4年生くらいの頃にテレビで見ていたアニメ番組です。このアニメはストーリーも面白くて毎回楽しみにしていて、きっちり最終回まで見た覚えがあります。

 

サジタリウスは今回弾いたオープニングソング「スターダストボーイズ」がすごくいい曲だと思うんです。ロックンロールでノリもいいし、アメリカンな雰囲気で一気に「さぁ、これから始まるよ」と気持ちを持って行かれてました。

キン肉マンの「肉肉ロックンロール」もそうですが、なんとなくアメリカって凄い国。カッコいい映画、カッコいい音楽、面白いエンターテインメント、みたいな雰囲気があの頃はありまして、好きなアニメにロックンロールな曲が合わさると、そりゃ影響を受けるなって言う方が無理でしょう。

 

かくして大人になった今でも、当時の時代背景も合わせてという条件を満たしていれば、今でも十分に楽しめるし、ノリノリになってしまう訳です。

無職時代とタッチ


タッチ-岩崎良美-好きなように弾く

高校を卒業してバンド活動をしていた頃は無職でした。たまにアルバイトして日銭を稼いで、昼間はケーブルテレビでMtvかアニメを見る生活。まさに自堕落そのもの。

 

そんな中、毎回放送が楽しみだったのがタッチでした。オンタイムで見る世代とは若干のズレがあると思いますが、大人気アニメという理解はなんとなくしていました。

たまたまチャンネル合わせたら1話が始まって、タッちゃんがダラダラな生活と性格で、当時の自分と重ね合わせていたのかもしれません。ただし、彼はそう見せていただけで本当はものすごい才能を持ち合わせ、かなりの努力家だったわけですが。

 

ともあれ、18歳にして社会に投げ出され、毎日その日暮らしの不安感とお気楽さのバランスが微妙な青年からすると、失ってしまった学生時代の眩しさに後ろ髪を思いっきり引っ張られるアニメでした。

 

結局最後までは見ていません。新田と南がツーリングしたり、その新田の妹がマネージャーとして悪戦苦闘を始める頃まででやめました。

 

ネットフリックスやアマプラでも見れるんですが、その辺りからエリート集団の話になっていくんですよね。南ちゃんもあまり練習しないのに国体選手で可愛くていろんなエリート達からモテモテで、高校球児達も新聞記者に追っかけられ、監督も凄腕で、もう「そんなヤツらぁどこ探したっておらん!」ていう。ドラゴンボール化とでも言うのでしょうか。

 

初めの頃は、まぁまぁ、こういう世界観って親近感あるわよね、な感じで、私はその世界観が好きだったわけです。

 

ともあれギター弾いてみました。いい曲ですよね。イントロ始まった瞬間からテンション上がります。3分間お付き合いいただければ幸いです。

 

最後に音作りですが、数ヶ月このギターを使って実感したのは決して歪ませすぎてはいけないということですね。核となるのはstrymonのIRIDIUMでVOXのチャンネルをクランチになりはじめる程度。ドライブノブのメモリはで言えば2時くらいです。

そこに TS-9をドライブ10時程度でトーンは曲の雰囲気に合わせて調節。レベルは大体真ん中位が多い感じですね。

 

イントロは結構歪んで聞こえるように弾いてますが、ピッキングを弱くすればほぼクリーンまで持っていける感じです。なので弦の細い2~1弦は頑張ってもあまりロングトーンは出せずにソロでも音が途切れちゃってますね。

昔、ギターマガジンのインタビューに答えていたメタルギタリストが「実はあまり歪ませすぎないのがコツ」と言っていたんですが、そういう感じがようやく理解できつつあるように思います。

 

 

チックコリアとライルメイズ


Spain

チックコリアが亡くなりました。自分が若い頃に感銘を受けたミュージシャンは何人もいて、ここ数年こういったニュースが続きます。

その度にブログに書くのも、果たしてどうかという思いもあるのですが、このブログだって私の足跡なので、私を形成した偉大なミュージシャンについては敬意をもって綴りたいと思います。

 

チックコリアとの出会いですが、父がハービーハンコックの処女航海を小学生だった私に聞かせた頃ですから、随分前になるわけです。以前にも書きましたが私は現在44歳。今年45歳になります。

 

ハービーハンコックは直ぐに好きになり、自宅の父のレコードを勝手に聞くようになります。そんな折、聴いたのがチックコリアでした。

初めの印象は、ハービーよりメロディアスで繊細なピアノだと思いました。

 

ジャズに触れる前からクラシックを「聴かされていた」ので、よりクラシックな感じと受けとっていたかもしれません。ちょっと忘れています。

 

代表曲のスペインに話を移しますと、初めて聴いた時にエレピサウンドにちょっとガッカリしたのと、チック症状の様なメインフレーズにあまり好ましく思えなかったです。ドラムが凄いなと思ったんですが、あれはスティーブガットでしょうか?再録版みたいなやつではそうだったと思うんでしが、知っている方いらっしゃれば教えてください。

 

全くの偶然なのですが、昨年から職場にプロのサックス奏者がアルバイトで来ておりまして。コロナの影響で演奏活動が激減したことが原因です。その彼も少しずつライブ活動を再開しておりまして、見に行ったわけです。

 

そこで演奏した中にスペインが含まれてたんです。というかリクエストにお答えします。という時間で、客のリクエストを何曲か聞いて、拍手の多さで決定したのがスペインでした。私はそこであまりの人気振りにびっくりしました。

 

話がチックコリアでなくスペインに集中しがちになってしまいますが、私はそこで改めて曲の良さに気づけたんですね。やはり音楽はLIVEだと思い知ったし、チック症状という印象は今でもありますが、好きじゃないという殻は剥けました。

 

チックコリアのニュースの中、そういえばあの人はどうしてる?と思って調べたら丁度1年前に亡くなっていたのがライルメイズです。

私はライルメイズが好きです。というかパットメセニーグループの音楽が好きです。あのグループのサウンドの核は、間違いなくライルメイズでしょう。もちろんパットメセニーは間違いなく語り継がれるべき名ジャズギタープレイヤーですが、グループとしての音楽の完成度を上げているライルメイズも同じく語り継がれるべきミュージシャンです。


Pat Metheny Group - Have You Heard

1年前、何してて気づけなかったんだろう。そんなに忙しかった記憶はないし。youtubeにギターの動画を上げ始めてましたから余裕はあったはずなんですが。多分、歳をとってアンテナが低くなるというのはこういうことなんでしょう。また、コロナのせいにするつもりはありませんが、交流する機会も減り、友人知人との情報交換のような場も少なくなりました。昔話は人が嫌うのは分かっていますが、以前は楽器屋、スタジオ、ライブに纏わる場所やその後の酒の席などでこういう話も沢山しておりました。

 

いやいや、全然内容がチックコリアとライルメイズになっておりませんが、勢いで書きなぐっておりますのでご容赦を。

とにかく、訃報を知った直後ですので、私の人生をとても豊かに、彩を与えてくれた偉大な彼らのご冥福をお祈りします。

 

※チックでお悩みの方、失礼な言い回しとお感じの方には大変申し訳ありません。当時私の受けた印象そのままを書かせていただいています。不快だと思われたら校正いたしますのでコメントで教えてください。